可変性は考えてる?!間取りの考え方とは!

可変性を持った間取りとは

可変性を持った間取りとは、用途や目的によって部屋の形状を変えられる間取りのことを指します。例えば、LDKに接している和室や洋室の入口は、開き扉や片引き戸とするのではなく、天井近くまである背の高い二枚引き込み戸や三枚引き違い戸にしたりすることで、可変性を持たせることができます。建具を全て開けておくことで、LDKとの一体感を高め、広々とした空間をつくり出せる一方で、来客時などには閉じると個室になるため、寝室として使えるようにもなります。また、二つ並んだ個室の間を壁ではなく、間仕切り建具や収納などで仕切るという方法もあります。大きなひとつの空間としてだけでなく、ひとつひとつの独立した個室としても使えるようになります。

住宅でなぜ可変性が大切なのか

長い人生の中では、家族構成やライフスタイルに様々な変化が起きるため、必要な間取りにも変化があるものです。新居の計画中に、それらを全て見通しておくのは、難しい部分もあります。また、変化が起きるたびにリフォームをするには、時間や費用が必要になってくるため、大きな負担になってきてしまいますよね。場合によっては、仮住まいの手配などが必要になってしまうこともあります。あらかじめフレキシブルに対応できる、可変性のある住まいにしておくことで、気軽に間取りを変化させて、対応できるようになるのです。間取りが自由になる注文住宅だからこそ、この可変性を意識しながら間取りを考えておいて、長い間快適に住み続けられる住まいを手に入れてみてはいかがでしょうか。

注文住宅は土地によって値段が大きく変わってきます。東京の注文住宅で高いと言われているのは中央区や港区です。